「話は聞いてもらえるのに、なぜか成約につながらない…」
「お客様はやさしい。でも空気がふわっと流れて終わってしまう」
そんな経験、ありませんか?
でもそれ、実はあなたの営業が悪いんじゃなくて——
“営業テクニックを知らないだけ”かもしれません。
成果を出す営業と、空回りしてしまう営業。
その差は、ほんの少しの【営業テクニック】の有無で決まることが多いんです。
この記事では、
✅ 成約率が上がる営業テクニック15選
✅ 明日から使える「実例トーク」
チェックリスト付きでお届けします!!!
「押し売りみたいになったらイヤだな…」と感じている方も、
営業テクニックは、“売り込むため”ではなく、お客様の心に寄り添うための技術です。
このページを読み終える頃には、
「これなら私にもできそう!」と思ってもらえたら嬉しいです!
- 営業テクニックとは?売り込まずに信頼を得る方法
- 成約率UPのための心理学テクニック15選
- 1. 単純接触効果|“何度も会っている人”に人は心を許す
- 2. メラビアンの法則|言葉より“見た目”と“声のトーン”が9割
- 3. バーナム効果|「私のことだ!」と思わせる共感ワード
- 4. フット・イン・ザ・ドア|小さな「YES」が大きな「YES」に繋がる
- 5. 両面提示|デメリットを伝えると“逆に信頼される”
- 6. バンドワゴン効果|「みんな使ってる」で安心感を演出
- 7. カリギュラ効果|「ダメ」と言われると、逆に気になる
- 8. スノッブ効果|“特別感”があると、欲しくなる
- 9. ハード・トゥ・ゲット・テクニック|“希少性”が価値を生む
- 10. フレーミング効果|“言い方ひとつ”で印象が変わる
- 11. ミラーリング効果|“さりげなく真似る”だけで信頼感アップ
- 12. ラベリング効果|相手に“そうである”と思わせる一言
- 13. アンカリング効果|最初の数字や条件が“基準”になる
- 14. イエスセット話法|“YES”を重ねると、次の提案も通りやすい
- 15. ピーク・エンドの法則|最後の印象で全体評価が決まる
- 今日から実践できる営業アクションプラン
- 今日から使える営業チェックリスト
- 最後に
営業テクニックとは?売り込まずに信頼を得る方法
営業テクニックは心理戦?それともスキル?
営業と聞くと、
「うまいこと言って売りつける」
「心理戦のような駆け引きが必要」
そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも本質は、「信頼を築くための会話」なんです。
営業テクニックとは、心理を読むスキルでもあり、
「相手に伝わるように話すための工夫」。
つまり、“売るため”の技術ではなく、“伝わるため”の技術です。
話し上手じゃなくても大丈夫。
大切なのは「相手の心に届くかどうか」。
だからこそ、営業テクニック=会話をデザインする力ともいえます。
初心者が押さえるべき営業の基本とは?
営業初心者の方がまず意識したいのは、「話す」より「聞く」こと。
営業=説明、と思われがちですが、
成約率を高める営業ほど、実は“聞く力”が強いんです。
✅ お客様は何に困っているのか?
✅ どうなりたいと思っているのか?
✅ なぜそれが今、解決したいことなのか?
こうしたことを丁寧に聞き出すことで、
本当に“刺さる”営業トークが作られていきます。
成約率UPのための心理学テクニック15選
✅営業テクニック×心理学=信頼構築+成約率アップの近道!
営業心理学を味方につければ、商談の精度が一気に高まります。
ここでは、実際の営業シーンで“自然に使える”心理学テクニックを、
活用場面の実例とともに紹介します。
1. 単純接触効果|“何度も会っている人”に人は心を許す
心理のしくみ
同じ人や物に何度も接すると、次第に好意を持つようになる現象。
ザイオンス効果とも呼ばれます。
営業シーンでの使い方
-
「ご無沙汰してます!〇〇の件で進展がありまして…」と自然な理由づけでの再訪問
-
SNSやメルマガで、定期的に“価値ある情報”を発信する
NGパターン
毎回、同じテンプレで連絡 → 「またか…」と逆効果に。
“接触の質”が大切です!
2. メラビアンの法則|言葉より“見た目”と“声のトーン”が9割
心理のしくみ
第一印象は「視覚55%・聴覚38%・言語7%」で決まる。
営業シーンでの使い方
-
「話の中身」より「話し方」や「身だしなみ」が信頼を左右する
-
初訪問では“笑顔+姿勢+落ち着いたトーン”で臨む
-
オンライン営業でも明るい照明+穏やかな声が好印象に
一言アドバイス
「商品を売る前に、自分を売る気持ちで臨む!」
3. バーナム効果|「私のことだ!」と思わせる共感ワード
心理のしくみ
誰にでも当てはまる話を“自分だけのこと”と感じる心理。
営業シーンでの使い方
-
「最近、○○業界の方は□□に悩まれる方が多いですよね」
-
「忙しくて、つい提案が後回しになりますよね」
→ 共通の悩みを言語化してあげると、一気に信頼されやすい。
NGパターン
占い口調やあまりに大げさなトークは
「胡散臭い」と思われ逆効果。
4. フット・イン・ザ・ドア|小さな「YES」が大きな「YES」に繋がる
心理のしくみ
人は一度小さなお願いを了承すると、大きなお願いも受け入れやすくなる。
営業シーンでの使い方
-
「まずは1週間、無料でお試しできます」
-
「3分だけお話しさせていただけませんか?」
→ 小さな承諾を積み重ねて、本題の提案へ。
実例トーク
「今日はご契約の話ではなく、
“まず体験していただくこと”をお伝えしたくて伺いました!」
5. 両面提示|デメリットを伝えると“逆に信頼される”
心理のしくみ
メリットだけでなく、デメリットも伝えることで説得力と信頼が増す。
営業シーンでの使い方
-
「価格は正直、少し高めですが…その分、〇〇が標準搭載です」
-
「向いていないケースも正直にお伝えしています」
NGパターン:😶🌫️
デメリットだけ伝えて終わる → 「じゃあ、やめます」となる危険。
6. バンドワゴン効果|「みんな使ってる」で安心感を演出
心理のしくみ
人は多数派の選択を信じやすい。
導入実績やレビューは強力な武器になります。
営業シーンでの使い方
-
「この商品、今月だけで50社が導入されています」
-
「最近は、同じエリアの□□社でもご採用いただいています」
一言トーク
「導入後、皆さん“もっと早く始めればよかった”とおっしゃるんです」
7. カリギュラ効果|「ダメ」と言われると、逆に気になる
心理のしくみ
「禁止」や「限定」にされると、かえって関心が高まる。
営業シーンでの使い方
-
「こちらのプランは“条件が合う方にのみ”ご案内しています」
-
「このキャンペーンは今月末で終了予定です」
NGパターン
煽りすぎると不信感に。さりげなく制限を演出するのがコツ。
8. スノッブ効果|“特別感”があると、欲しくなる
心理のしくみ
「他の人が持っていないものに価値を感じる」
一部の人だけがキーワードです。
営業シーンでの使い方
-
「プレミア会員限定のオプションがございます」
-
「この仕様は、選ばれたお客様にだけお届けしています」
一言トーク
「一般公開前の段階なので、今のうちだけご案内できます」
9. ハード・トゥ・ゲット・テクニック|“希少性”が価値を生む
心理のしくみ
手に入りにくいもの=価値が高く感じられる。
営業シーンでの使い方
-
「在庫が残りわずかで…」
-
「この条件は今週中にご決断いただける方限定です」
注意点
ウソの希少性は逆効果。(例)何回も閉店セールをするお店。
10. フレーミング効果|“言い方ひとつ”で印象が変わる
心理のしくみ
同じ内容でも、伝え方次第で相手の印象が変わる。
営業シーンでの使い方
-
「導入すれば月3万円のコスト削減が可能です」
→「導入しないと年間36万円“損している”ことになります」
実例トーク
「これを始めた企業様は、
“やらなかったら大きな機会損失だった”と実感されています」
11. ミラーリング効果|“さりげなく真似る”だけで信頼感アップ
心理のしくみ
相手の仕草や話し方に合わせると、
「この人、なんとなく話しやすい」と感じさせられる。
親近感や信頼感を得られる。
営業シーンでの使い方
-
顧客が落ち着いた話し方なら、自分も同じテンポで。
-
相手が笑ったタイミングで、同じようにリアクション
- 共通の言葉遣いや口調を“少しだけ”取り入れる
実例トーク
「それ、確かに〇〇ですよね〜」←語尾を相手とそろえる
NGパターン
あからさまにマネすると不自然!
“気づかれない程度”の自然さがコツです。
12. ラベリング効果|相手に“そうである”と思わせる一言
心理のしくみ
人は「あなたは〇〇な人ですね」と言われると、
無意識に“その通りの行動”を取りやすくなる。
営業での使い方
-
「御社のような“決断力のある企業”にはぴったりです」
-
「やっぱり社員思いなご担当者様だから、ここまでご検討いただけるんですね」
一言トーク
「慎重に検討される〇〇さんだからこそ、この部分も気になるかと思います」
NGパターン
お世辞っぽくならないように注意。
“観察のうえでの事実”を伝える意識で。
13. アンカリング効果|最初の数字や条件が“基準”になる
心理のしくみ
最初に見せた価格や条件が基準となり、後の提案が“お得”に見える。
営業での使い方
-
高価格プランを先に見せる → 本命プランを「安く感じさせる」
-
「通常価格は5万円ですが、今回は…」と特別感を演出
実例トーク
「他社だと月5万円〜が相場ですが、うちは初月無料で3万円からご利用いただけます」
14. イエスセット話法|“YES”を重ねると、次の提案も通りやすい
心理のしくみ
小さな“YES”を連続して引き出すことで、相手が次の提案も受け入れやすくなる。
営業シーンでの使い方
-
「今って、◯◯でお困りですよね?」
-
「改善できるなら、前向きに検討したいですよね?」
→ 最後に本命の提案で「YES」へ
実例トーク
「ご予算の中で、より成果が出る方法があるなら知りたいですよね?(YES)
→ 実はそれがこのサービスなんです」
NGパターン
あまりに連発すると
「誘導されてる感」が出るので、自然な流れで!
15. ピーク・エンドの法則|最後の印象で全体評価が決まる
心理のしくみ
人は「最も印象的な瞬間(ピーク)」と
「終わり方(エンド)」で全体の評価を決めがちです。
営業シーンでの使い方
-
中盤にインパクトのある数字や事例を入れる
-
クロージングの最後は、感謝+前向きな一言で締める
実例トーク
【中盤トーク例】
「実際に、3ヶ月で売上が115%アップしたお客様もいらっしゃいます」
→ ピークの演出。記憶に残す!
【締めトーク例】
「本日はお時間ありがとうございました。
◯◯さんのように社員思いな方なら、きっとこの提案もうまく活用いただけるはずです。
ご不明点などあれば、いつでもお声かけください」
今日から実践できる営業アクションプラン
営業テクニックは、知識だけでは意味がありません。
実際に「行動に移せるか」が、成約率アップの分かれ道。
でも、いきなり全部はムリしなくて大丈夫。
ここでは、営業がちょっと苦手なあなたでも
“今日からできる”実践アクションを3つご紹介します!
朝の準備に「質問ネタ」を1つ仕込む
目的:会話のきっかけをつくる
効果:雑談が自然につながり、距離感が縮まる
営業前に、「今日はこの話題から入ろう」という
“質問ネタ”を1つだけ用意しておくと、心に余裕が生まれます。
例えば…
-
「最近、〇〇で話題みたいですね」
-
「この辺り、よく来られるんですか?」
-
「〇〇の使い勝手って、実際どうですか?」
営業トークは準備8割。
緊張しやすい人こそ、“入り口”を決めておくのがおすすめです!
商談後は1分で“振り返りメモ”
目的:経験を自分の力に変える
効果:「なんとなく失敗」を減らせる
うまくいったこと、うまくいかなかったこと、
相手の反応などを1分だけ振り返ってメモしてみましょう。
-
今日の相手のタイプは?
-
どのトークが響いた?
-
どこで反応が薄れた?
この習慣だけで、営業テクニックの改善サイクルが回り始めます!
1週間でNGパターンを1つ減らす
目的:「ダメだった営業」の脱却
効果:失敗が減り、自信がつく
完璧を目指さず、まず1つだけ直す。
-
説明ばかりしてしまう → “質問”を意識して1つ増やす
-
話が長くなる → “結論から話す”を意識してみる
1週間ごとに「やらないこと」を1つ減らすだけで、
営業トークはグッと洗練されていきます!
今日から使える営業チェックリスト
チェック項目 | 実践できた? |
---|---|
朝、話のきっかけになる「質問ネタ」を1つ準備したか? | □ |
営業テクニックを意識して話せたか? | □ |
商談後すぐに「振り返りメモ」を1分以内で残せたか? | □ |
自分の話ばかりになっていないか?「質問→共感」の流れを意識したか? | □ |
雑談・アイスブレイクで相手の反応が柔らかくなったか観察したか? | □ |
クロージングで「押す」ではなく「背中をそっと押す」言い方ができたか? | □ |
1週間で改善したい営業ポイントを1つ設定していたか? | □ |
顧客の反応から“タイプ”を見極めようと意識したか? | □ |
会話の中で、1つでも「おっ」と思わせるフレーズを使えたか? | □ |
自分が「やりがちなNG営業」を1つ意識的に回避できたか? | □ |
使い方アドバイス
-
毎日すべてクリアしなくてもOK!
「昨日より1つ良くなったら良い!」くらいの気持ちで使いましょう。 -
週末に見直して、来週の改善目標を立てるのもおすすめ。
最後に
営業は、「うまく話すこと」よりも「ちゃんと届くこと」。
小さな工夫と積み重ねで、あなたの営業はもっと伝わるようになります。
営業って、案外“伝え方の工夫”だけで変わるものです。
まずは試してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!